執筆記

ウィキペディア利用者:逃亡者です。基本的にウィキペディア執筆に関しての日記です。そのうち気まぐれで関係ないことも書くかもしれません。

川島慶子氏の件など

本日の新着記事に、「マリー=アンヌ・ピエレット・ポールズ」が掲載されました。

わずか2日間で7票を集めたよう。初版投稿A氏、流石です。

 

さて同記事繋がりで、一昨日触れた「川島慶子」氏の記事は、十分投稿できる状態まで書き上げております。

利用者:逃亡者/sandbox2 - Wikipedia

念のためにリンク元をチェック。

 ……えっ、「ミュージックステーション (文化放送)」?
文化放送の深夜ラジオ番組で、1986年10月から1987年3月まで「川島慶子」さんなる方が、パーソナリティを務めていたそう。ここで「川島慶子」が赤リンクです。同姓同名の別人さんでしょうか。人物記事立項は、こんなとき厄介です。

履歴を辿ると、初版時点ですでに赤リンク。初版を投稿された利用者さんは、2018年10月13日現在でも活動中です。利用者さんの会話ページにてやり取りの末に、ノートにて他の皆様に情報ご提供を依頼し、1週間ほど様子を見ることにしました。

利用者‐会話:Baynosuke - Wikipedia

ノート:ミュージックステーション (文化放送) - Wikipedia

 

さて僕もGoogleなど、つたない方法で川島慶子さんを追っていたところ、『理系という生き方 東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか』なる書籍に辿り着きました。

理系という生き方 東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか - 最相葉月 - Google ブックス

同書では一昨日触れた「山田延男」氏にかなり長い記述があると分かりました。これは山田延男氏の記事に加筆する絶好の機会でしょう。
早速、図書館の各公式サイトで蔵書を検索すると、川崎市図書館は残念ながら貸出中。横浜市立図書館は……やはり全館貸出中。さすが2018年発行です。
ここであきらめるべきでしょうか? いえ、先ほどはタイトル「理系という生き方」で検索しましたので、著者名「最相葉月」で検索してみます。

2015年発行で酷似したタイトル「生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか 東工大講義」がありました。発行元のポプラ社を検索すると、2015年度版に対談記事を追加して新書化したものが2018年度版でした。でしたら山田延男氏の情報は2015年度版で十分でしょう。
幸い2015年度版は横浜市立で利用可でしたので、ネット予約し、通勤経路の図書館へ取り寄せることとしました。今日の内に図書館へ足を運んでも良いのですが、交通費節約のため、通勤定期で行ける図書館で受け取る魂胆です。


1人の人物を追うと、芋づる式に別の人物に辿り着く。

人と人が繋がり合っている──

これですから人物伝はやめられません。

通院日、そして今日も田中未知さんと図書館。

朝からスマホ画面を見て、我が目を疑いました。

田中未知さんがあなたをフォローしました」

あの田中さんがツイッターをフォローしてくださった!?
え? 誰を? ……ぼ、僕を!?
今は夢の続き? それとも現実?
スマホが何かおかしくなった!?

もう信じられないような出来事でした。
Wikipedia in ブンガク」参加が、まさかこのような、まさしく夢のような事態に発展するとは。
僕のウィキペディア人生の中での思い出として、今回のイベントは間違いなく、5本の指に入ることでしょう。

 

さて興奮がやっと冷めたところで、先述通り、今日は通院で休暇です。
予約は10時半ですが、平日だからか朝から工事の音がとてもうるさ……いえ、忙しそうでしたので、逃げるように早々に自宅を発ちました。

 

川崎に到着。予約時刻までだいぶ間があります。時間を潰したいけれど金が無い、そんなときは図書館に限ります。
駅最寄りの川崎図書館。交通の便がとても良く、重宝する図書館の一つです。
(あっ、田中未知さん、人物事典に載っているかも)

図書館にて参考図書コーナーを漁ります。載っているとしたら、近代・現代の人物事典…… 差当り、これはどうでしょう。日外アソシエーツ新訂 現代日本人名録2002』第3巻。
472ページ「田中 未知」、ありました! いきなりビンゴです!
ご出身の高校も判明しました。生年月日も、他の資料では1945年とのみ記載されているところが、1945年1月10日と判明しました。あっ、誕生日が僕の前日だ。
どこぞのゴシップ的雑誌やスポーツ新聞などではありませんので、出典の精度も確かでしょう。

 

適度に時間を潰し、通院です。
通院先は、川崎の太田総合病院に併設されている、睡眠障害専門の診断・治療機関「太田睡眠科学センター」。
ちなみにウィキペディアには太田総合病院太田睡眠科学センターも記事がありません。前者は[[日進町 (川崎市)]]などで言及されていますので、これまでの診察の恩返しに執筆してみても良いかもしれません。病院記事は未体験ですが……

 

診察を終え、昨日のリベンジで、そのまま神奈川県立図書館 へ直行しました。
目指すは小樽市史第8巻の、市立小樽図書館の記載。
やはり市の施設は市史が大事です。ネットで得られない情報を、十分に堪能できました。

これで小樽図書館の記事はほぼ書き上げられそうですが、せっかくなら、やはり画像を一緒に添えたいところです。
年末年始まで待つか…… でも帰省時に図書館に行けるかどうかわからないし、今投稿し、画像提供依頼で済ますか? 考え中です。

ツイッターのこと

昨日の「カップライス」の件をツイッターで呟いたところ、リツイートが3件でした。
まったくもって、何が反響を呼ぶかわからないものです。

 

ツイッターといえば、昨日も触れた田中未知氏につきまして。
イベント「Wikipedia in ブンガク」での執筆中に、ネットでご本人とおぼしきツイッターを見つけたのですが、ご本人かどうかは確信が持てませんでしたので、外部リンクを貼っておりませんでした。
イベントで講師を務めてくださったR氏からのご連絡により、やはりご本人と判明。
R氏が田中氏へコンタクトをとってくださったおかげで、著作家デビューの誤情報を訂正することができました。R氏に大感謝です(Rさんご覧になってますか? (^_^)/ )。
やはりご存命の方の執筆は、ある意味こわいのです。

 

少し前にとあるご存命の人物の記事を執筆した際、新聞記事ではご本名および生年が判明するのに、ネット上のプロフィールではそれらが伏せられている、といったケースがありました。
ご本人がツイッターをご使用でしたので、思い切ってDMで問合せたところ、やはりご本名・生年は非公開ご希望とのこと。
危ない、危ないです。少し前の僕でしたら「新聞で公開されてるじゃん」と、ご本名も生年も安易に記事に書いているかもしれません。

ウィキペディアを始めて10年以上。
初めのころは、SNSでご本人に直接情報をいだくなんて、考えもしませんでした……

本日の新着記事

睡眠障害の身ですので、このような時間に目が覚めております。

昨日も触れた「Wikipedia in ブンガク」での執筆記事「田中未知」が、同イベントで執筆された「毛皮のマリー」と共に、本日の新着記事に同時に掲載していただけました。快挙です!

毛皮のマリー - Wikipedia

Template:新しい記事 - Wikipedia

Wikipedia in ブンガク」開催中、「毛皮のマリー」執筆にはまったくのノータッチでしたが、同イベントで皆さん協力して執筆された記事が新着記事に選ばれたことは、むしろ田中氏のことよりも嬉しく思います。

 

一方で田中氏の記事は、イベントでの執筆とネット検索+新聞検索サービスのみで書き上げただけで、気が付けば「毛皮のマリー」共々、新着記事候補で8票を集めていましたので驚きです。

Wikipedia:メインページ新着投票所/新しい項目候補 - Wikipedia

イベント時に良質な資料を揃えてくださった、主催者T氏ほか皆様のお陰です(Tさんご覧になってますか? (^_^)/ )。皆様には足を向けて寝られません(本当はどこにお住まいか存じません上、寝相が極悪なので、たぶん足を向けています。ごめんなさい)。

図書館調査の日

9月からは上・下半期の切替えで本業が超多忙だったり、郷里で地震があったり、急遽帰郷したり、イベントがあったりと、あまりに時間が取れませんで、実に約1か月ぶりの図書館調査の日です。
普通の会社員がなぜ平日真っ只中に図書館へ行くか? 僕は持病として睡眠時無呼吸症候群と適応性睡眠障害を患っており、毎月必ず診察のために休暇をいただきます。10月に診察の予約を入れたのが12日(金)。11日(木)は少々帰りが遅くてもOKですので、仕事帰りに図書館へ寄るわけです。

今回の調査テーマは3件です。

その1. 市立小樽図書館
その2. 田中未知
その3. 喜久家洋菓子舗

「その1」は郷里の小樽市の図書館です。帰省のつど、地元記事執筆にお世話になるにも関らず、前々より記事が無いことを残念に感じておりました。
図書館記事執筆に長けるC氏に以前お逢いしたとき、小樽図書館を書いて欲しい旨を伝えたところ、実際に足を運んで書きたいので、さすがに北海道は困難とのこと。ならば自分で書くかと思った次第です。
何度も小樽図書館に足を運んでおきながら、迂闊にも図書館自体の写真はほとんど撮っておりません……年末年始には帰省予定ですので撮影したいと思いますが、何分にも年末年始ですので、時間がとれるかどうかはわかりません。

(余談ですがテキストエディタで上記あたりまで下書きしている途中にエディタが落ち、長文がまるまる消えました。有料なんだからしっかりしろ秀丸エディタ(-_-;))

年末帰省時の写真といえば、執筆者仲間のN氏が、記事執筆のために冬の石狩湾の写真が欲しいとのこと。N氏にはいつもお世話になっていますので、せめてもの恩返しに、僕のへっぽこな腕で良ければ撮影して来たいと思っております。
天気が猛吹雪などでなければ海辺に向かいたいところですが…… いや、冬の写真が良いとのことでしたので、むしろ悪天候時に撮影に向かうべきでしょうか。

話が逸れましたが「その2」は先日の10月8日(月・祝)のイベント、神奈川近代文学館での「Wikipedia in ブンガク」にて執筆した記事です。

プロジェクト:アウトリーチ/ウィキペディアタウン/アーカイブ/2018 - Wikipedia

田中未知 - Wikipedia

同イベントでは時間が限定されており、さすがに書き足らず、ネット資料と新聞検索サービスで入手した記事で、新着記事候補に選定していただけるまで加筆しました……が、まだまだ不足です。人物記事ですのに学歴すら不明です。
昨日、川崎市図書館にて、氏の著書『寺山修司と生きて』を借りましたが、田中氏の視点による寺山氏の業績については詳細にに書かれていたものの、肝心の田中氏の人物像──学歴など人物歴の記述は、多くありませんでした。

「その3」は同じく「Wikipedia in ブンガク」に関連します。イベント終了後、出席者さん数人が「ラムボールを買いに行く」とのこと。流行にまったく疎い僕は「ラムボールとは何ぞや? まぁこの辺はほとんど歩いたことが無いので、ついて行けば新しいネタが見つかるかもしれない」と同行。目的地の喜久家洋菓子舗へ到着後、皆さんが購入中にスマホウィキペディアでラムボールを検索すると、すでに記事があってがっかり。ところが記事中に「喜久家洋菓子舗」が赤リンクになっており、「これは書くべきでは」と思った次第です。
お菓子屋さんの記事は門外漢にして初挑戦ですが、それだけに挑んでみたい気もします。果たして執筆まで漕ぎつけるでしょうか。

さて、職場からまっすぐ神奈川県立図書館へ。そして横浜市立の中央図書館へ梯子の予定。
JR桜木町駅より、県立図書館を目指します。
ここで小樽図書館の資料として、小樽市史を読む予定。しかし、そこで目にしたものは。

「本日休館日」

スマホで確認すると、紛れもない休館日でした。
運動不足の身で、息を切らしつつ坂を昇り、これを目にしたときのやるせなさは、例えようもありません。

男は諦めが肝心です。市立へと向かいました。

(※ ご存じない方へ……神奈川県立図書館と横浜市中央図書館は徒歩圏内です)

ここでは「その2」「その3」の資料として雑誌を計12冊狙いです。
一度に予約可能なのが6冊までですので、6冊は前もってネットで予約を入れておき、残り6冊はその場で閲覧を申し込む魂胆です。

まずは開架にて、前回触れた川島慶子氏の『マリー・キュリーの挑戦』の著者紹介欄をコピーしておきました。氏の記事はいずれ書くことになるでしょう。

続いて予定通り雑誌6冊の閲覧予約を入れた後、カウンターにてすでに予約済みの6冊を受け取ります。
1冊は使い物にならない内容で、ハズレ。残り5冊をコピー。

それらを返却後、先に閲覧予約を入れた6冊を待ちます。
ここは予約資料が揃うと、カウンター上の画面に予約番号が表示されるシステムなのです……が、なかなか表示されません。30分以上待っても表示されないときにはカウンターへ訴えろとのことでして、ギリギリ30分で表示されました。
しかしながら

館員さん「6冊の内、1冊はご用意できませんでした」

蔵書はあり、貸出中でないにもかかわらず、書棚にどうしても見つからなかったとのこと。それでこんなに時間がかかったわけですか……
無いものは仕方ありません。残る5冊のコピーをとり、帰途につきました。

なんとも中途半端な調査結果となりました。
明日が病院でなければ、大酒で気を紛らわすところでしょう。

今日の記事

10月8日(月)朝に書き上げた「カップライス」、本日の新着記事に掲載していただけました。

カップライス - Wikipedia

Template:新しい記事 - Wikipedia

かつて日清食品から発売されていたカップ入り即席ご飯です。一部資料のアクセス日付にある通り、この記事は3年前に気まぐれで書こうと思いたち、そのまま放置していたものです。
日清食品創業者・安藤百福氏をテーマとしたNHK朝ドラ『まんぷく』が先週より放映開始され、オンデマンドで1週間分ぶっ通しで見たら、ことのほか面白かったので、投稿した次第です。
そのような思いつきで投稿したものが新着記事に選ばれるのですから、何が反響を呼ぶかわかったものではありません。食糧問題研究所の『食糧ジャーナル』などにも詳しい記事があるらしいですが、そうした専門雑誌は未調査ですのに、7票も入れてくださって気恥ずかしい限りです。
できれば画像が欲しいところでして、地方のサービスエリアには自動販売機が残っているらしいですが(稼働はしていないのでしょうけれど)僕は今どき自動車免許がありませんので、到底行けません。そのうち加筆ついでに画像提供依頼をするかとも思っております。

またフェイスブックによりますと、ウィキペディアタウンなどのイベントで幾度もご一緒させていただいている執筆者仲間のA氏が、昨晩に「マリー=アンヌ・ピエレット・ポールズ」を執筆されたとのことでした。

マリー=アンヌ・ピエレット・ポールズ - Wikipedia

この方の学術的な人物記事は流石だなぁ~と思いつつ、参考文献節にある「川島慶子」氏のお名前、見覚えがあるなと思いきや、僕が人物記事でGAをいただくようになる以前に執筆した人物「山田延男」で参考文献とした『マリー・キュリーの挑戦』の著者様でした。思わぬ縁です。これは川島慶子氏の記事も執筆しなければならないような気もしております。

山田延男 - Wikipedia

なお、山田延男氏についてよく聞かれるのですが、この方は僕と同姓ですが、別に親戚でも何でもない、赤の他人です(^^;

ブログをはじめました

ウィキペディア利用者「逃亡者」です。自己紹介はこちらをご覧ください。
利用者:逃亡者 - Wikipedia

ウィキペディアの執筆自体は2004年から始めており、執筆者仲間では実は古参の部類に入るらしいですが、GA(良質な記事)をいただくなど本格的に書き始めてからは4年程度です。それ以前に書いた記事は見られたものではありませんので、いわゆる「黒歴史」でしょう。ウィキペディアではしっかり履歴が残ってしまい、黒歴史を消すことができないのが悲しいところです。

執筆者仲間皆様のブログを楽しみつつも、自分も執筆過程を書けば、皆様に参考にしていただけるだろうか、少なくとも暇つぶしくらいにはなるだろうか、そして何より、忘れっぽい自分のメモ書きになる(おい)と思い、書き始める次第です。よろしくお願いいたします。