執筆記

ウィキペディア利用者:逃亡者です。基本的にウィキペディア執筆に関しての日記です。そのうち気まぐれで関係ないことも書くかもしれません。

執筆断念の思い出

夢心地の日々から一転、夢から現実に引き戻されたかの如く、週が明けて会社勤めの日々です。生き地獄のような月曜日です。底辺会社員は辛いですね。

もちろん執筆なんて進みませんので、僕がかつて書きたくて書けなかった記事でも持ち出してみます。

 

NHK朝ドラ2014年度後期作品が『マッサン』に決定した頃、ヒロインはニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝氏の奥様、北海道余市町ゆかりの竹鶴リタさんがモデルと聞き、これはぜひ書くべきと決意しました。

余市という町は……プライバシーは伏せますが、僕の大事な人の出身地であり、その人が20数年前、突然天国へ行ってしまったこともあり、非常に思い入れがあるのです。

 

早速、図書館でリタさんの伝記を根こそぎ借り入れ、「ドラマが始まる前までに書き上げよう!」……と決意したのがいけませんでした。「いついつまでに書き上げよう」と考えると、どうしても書き進まないものです。あくまでボランティア、自分のペースで書き進められることが、ウィキペディアの長所の一つだというのに。

 

それともう一点。当時より僕の手がけた人物伝は、社会運動家平和運動家といったように、社会に対して貢献した人が多いです。竹鶴リタさんは竹鶴政孝氏の奥様というだけで、別にウイスキー開発に携わったわけではなく、世間に何らかの貢献をしたというタイプではありませんので、どうにも書きにくく感じました(もちろん竹鶴氏の偉業は奥様があればこそ、なのでしょうけれど)。

 

そうこうしている内に、どなたかが竹鶴リタを先に立項してくださいました。

竹鶴リタ - Wikipedia

折しも年末、僕も本業の多忙化で加筆もせず、資料類は図書館へ返却。しばし後「また読んでみようかな?」と思ったときは、ドラマ効果か図書館の蔵書は、あれもこれも貸出中、予約待ちが何十人なので諦めるに至りました。

 

ところで現在の記事、一見すると体裁が整っているように見えますけれど、リタさんと養女リマさんの関係が悪化して、ずっと回復しなかったという記述が引っかかるのですよね……
僕の読んだ伝記では、確かに一時期は関係が悪化したけれど、晩年には関係が修復され、手紙のやり取りをしていたと記憶しています。
現在のままですと親子関係が悪いイメージに読めてしまいますので、何とかしたく思います。

 

新規記事を書く方が好きですので、こうした既存記事のメンテは忘れがちです。リタさんのこともつい今日まで忘れていました。備忘録としてブログに書きとめておきましょう。