執筆記

ウィキペディア利用者:逃亡者です。基本的にウィキペディア執筆に関しての日記です。そのうち気まぐれで関係ないことも書くかもしれません。

過去記事のこと「山本幡男」など

執筆者仲間の某氏のブログを読みつつ、やはり記事を書くのに何年もかかることがあるのだなぁ……と感じております。僕が数年をかけた記事といえば、シベリア抑留経験者の「山本幡男」氏が思い浮かびます。この方は最初に本を読んだとき「これ、書きたい…… でもこんな凄い人、僕に書けるか!?」と思い、少し書いてみて挫折。しばらくして挑戦して、また挫折…… を繰り返し、結局書き上げたのは2年後でした。

山本幡男 - Wikipedia

この方は遺書の内容に非常に心を打たれて「日本男児たるもの是非これを読むべし」と思い書き上げました。氏の息子さんのウェブサイト(恐れ多いことに僕の記事へリンクして頂いてます……)に遺書の全文が公開されています。特に「子供等へ」のくだりは、山本氏のお子さんたちのみならず、後世の日本人すべてに向けての言葉と解釈しています。僕もいろいろ迷いそうなとき、しばしばこの遺書を読みます。日本男児としてお生まれの方々、僕の駄文の記事など読まずとも結構ですので、遺書は是非一度、お目をお通しください。

遺書

 

この山本幡男氏の記事はありがたいことに「良質な記事」に選定していただきましたが、執筆に長くかけたから良質な記事になるとは必ずしも限らないようです。今年6月に良質な記事としていただいた「渋谷黎子」氏は、今年のゴールデンウィークの帰省時、飛行機の機内での暇つぶしに文庫本を買って、それを読んで偶然知った後、6月初旬にウィキペディアタウンのイベントがあり「皆さんにお逢いするには新記事の一つでも書かないと格好がつかない」と思い書き上げました。つまり1か月もかかっていないにも関らず、良質な記事に選定していただきました。ついでにいうとこれは今までで一番長い記事です。25歳で早世した人物がなぜここまで長くなったか……?

渋谷黎子 - Wikipedia

さらには、執筆者仲間N氏の大のお気に入り「なんちゃっておじさん」に至っては、1週間で書き上げた次第です。

なんちゃっておじさん - Wikipedia

 

ところで最初の山本幡男氏の話に戻しますと、僕は時折り、初版投稿の日時をわざと選ぶことがあります。

f:id:tobosha111:20181206034044p:plain

f:id:tobosha111:20181206034106p:plain

山本氏の命日にこの記事を捧げたなんて、どなたも気づかないでしょうね(^^;