執筆記

ウィキペディア利用者:逃亡者です。基本的にウィキペディア執筆に関しての日記です。そのうち気まぐれで関係ないことも書くかもしれません。

加清純子

国会図書館での調査の成果もあり、どうにか新記事を書き上げました(画像は結局、コンビニスキャナで妥協)。

加清純子 - Wikipedia

ゴールデンウィークに帰省中、某所で展覧会のポスターを見かけて知った人物です。「天才画家と謳われながら18歳で自殺した少女」という宣伝文句に惹かれ、その場でスマホで検索したところ、ウィキペディア上では他の記事で「加清純子」について言及されているものの、「加清純子」自体の記事が無いことがわかり、執筆を決心した次第です。

GW中に知って書いたといえば、去年書いた渋谷黎子もそうです。渋谷黎子氏は25歳で早世しましたが、今回はもっと短命、18歳で早世した女性です。同時期に短命の女性のことを書くとは、奇遇なものです。

 

短命といえば、3月の「Wikipediaブンガク 松本清張」にて、主催者のTGさんが、次回開催対象の作家さんが「短命だから対象にするか迷う」と仰っていたので、「僕が書いた『渋谷黎子』さんなんて、25歳で亡くなったけど、僕の書いた記事の中で一番長いんですよ。人生の長さと記事の長さは比例しないんですよ」と、その場の勢いで豪語してしました。

その手前、今回の加清純子さんも書いて書いて書きまくる……つもりでしたが、思いのほか膨らみませんでした。渋谷黎子さん、初版投稿約14万バイト、加清純子さんは初版が約6万バイト……半分以下。いや、これは渋谷黎子さんの方が異常に長すぎですかね。研究書籍も豊富でしたし。

さらに惜しむらくは、画家の記事であるにもかかわらず、肝心の画家としての作品の詳細や評価が今一つ少なく、あまり書き込むことができませんでした。加清純子さんは今年5月の回顧展が初の展覧会だったとのことで、これから注目が集まって研究が進めば、研究書籍もこれから多く現れるかもしれないです(何せ生年月日すらまだ正確にわからない)。

 

ところで、よく僕は「執筆時にはその人物の魂が自分に憑依する気がする」と言っており、執筆仲間N氏はそんな僕を「対象者と一体感を感じながら書く」とうまく表現してくださっています。しかし加清純子さんは中・高時代から「酒を飲む、たばこを吸う。学校は休みがち、喫茶店や居酒屋に入り浸り。複数の男性と交際」……と、自分で言うのも何ですが全く真逆の性格ですので、今一つ一体感を感じずにおりました。作家の渡辺淳一氏は加清純子さんと高校時代の同級生であり、作家人生において純子さんから大きな影響を受けたとのこと、むしろ渡辺氏の方が僕に憑いていたのかもしれません。純子さんは多くの男を惑わせたといいますが、あるいは僕自身も純子さんに惑わされた男の1人なのでしょうか。

 

さて、これからまた新たな題材捜しです。以前のイベントで、「書く対象の人物は山ほどいる」と豪語してしまいましたが、まだ「ぜひ書こう」という自分自身のスイッチが入りません…… 地道に1人1人、マイペースで調べてゆき、ピンとくるものがあったら、執筆に入りたいと思います。