執筆記

ウィキペディア利用者:逃亡者です。基本的にウィキペディア執筆に関しての日記です。そのうち気まぐれで関係ないことも書くかもしれません。

新型コロナウイルス

題名の通りの騒動の真っ只中の現在です。

 

職場では、原則・在宅勤務となりました。僕はといえば、2019年春発行『ルポ 私たちが生きた平成 人と社会はどう変わったか』をお読みの皆様はご存じと思いますが、前の職場を鬱病でリタイアした後、今の職場に拾われた身であり、実は非正規ですので、在宅が許可されておらず、普通に出勤する日々です。しかしながら自部署のみで20人近い従業員がいる中、出勤者は同様の非正規や、出勤の必要のある従業員、多くて5人程度ですので、実に静かで、皮肉なことにストレスのない日々です。あまりのストレスの無さからか、高血圧だったはずが最高血圧が100未満の日々が続き、27日の通院にて「一旦、降圧剤をやめて様子を見よう」ということになりました。

一方で最大の問題点が、図書館のサービス休止です。ネットで予約し、カウンターで受け取って自宅で読むことだけはできるのですが、貸出禁止の本が読めません。ウィキペディアで人物記事を多く書く身としては人名辞典などを頼りにしておりますが、そうした辞典類は大概が貸出禁止ですので、苦難を強いられています。

4月開催予定のイベント「Wikipediaブンガク5大岡昇平」も、神奈川近代文学館の特別展「大岡昇平の世界展」と連動したイベントであり、この特別展も「4月以降」として開催が延期されていますので、開催が危ういのでは、と危惧しております。

www.kanabun.or.jp

ちなみに郷里の北海道は感染率1・2を争う地域でして、実家のある小樽で12日に感染者の報告を見た日には「とうとう来たか」と背筋が凍り付く思いでした。その後、何度か実家に電話を入れております(電話したからどうなるというわけではないと知りつつ)。実家の談をざっくりまとめますと「やはりマスクは売っていない」「トイレットペーパーは一時なくなったけど今は大丈夫」「甥は学校が休校で毎日退屈そう」「何だかんだいっても(衛生面に気をつけつつ)生活なり仕事なり普通に過ごすしかない」らしいです。しかし心配なことには変わりはありません。

そんなこんなで職場ではストレスが減り、職場以外ではストレスを抱え込み、精神面ではプラマイゼロな日々を送っています。

 

肝心の執筆活動ですが、とある題材について密かに昨年末より資料を集め「2020年にぼちぼち取り掛かるか」と考えていたのですが、その内容がよりにもよって「ネガティブな事柄がじわじわと次第に世間の多くの人々へ広がってゆく」といったものですので、さすがにこの騒動の最中に書くのは躊躇われています。例によって、書けないと恥ずかしいのでお題は伏せますが、有名なものですので、たぶんお題を言うと「えっ、その記事、まだ無いの?」と言われそうな気がします。

 

騒動が終息し、皆が平穏に過ごせ、本を思う存分読め、記事も思う存分書ける日が早く来ますように。