8月を迎え、横浜はいよいよ暑くなってきた盛りに、7月末日に投稿させていただきました新記事です。
実は、これまたしつこくWikiGapイベント/神奈川で執筆を想定していた題材です。北海道開拓者ですが横浜も大きく関連していますし、何より女性の記事ということで、WikiGapには相応しかろう…… と思ったのですが、あまりの壮大さにとても3月中には手に負えず、7月にようやく投稿に至りました。実のところここまで時間がかかったのは、国会図書館の遠隔複写が遅延中との事情もあるのですが。
本日のメインページに新着記事として掲載されています。ご投票くださった皆様、ありがとうございました。
Twitterにも呟きましたが、本来なら北海道開拓の苦難は言葉で言い尽くせないほどのものがあるのですが、渡辺カネ氏個人というより、氏の所属する団体である晩成社、もしくは北海道開拓全体をあらわす記事で扱うべき内容と思い、出典の内容をだいぶ端折りました。本来ですと晩成社としての記事があるべきかとも思いますが、そこまで大規模の記事となるとさすがに躊躇してしまいます。
実は文献類の記述の内、晩成社の苦難をだいぶ端折りました。渡辺カネ個人のことというより、晩成社自体のことと思いまして。本当は晩成社としての記事があるべきとも思いますね(現在は依田勉三へのリダイレクト)
— 逃亡者 (@Tomo_Jan11) 2020年8月1日
ちなみに北海道開拓だの晩成社だの偉そうに書いておりますが、道産子でありながら、僕が「晩成社」の名を知ったのは、お恥ずかしいことにごく最近です。北海道土産菓子のマルセイバターサンドが晩成社にちなんだ物であり、ずっと前から晩成社の「成」の字を見ていたのだと知ったのも、ウィキペディアの記事「マルセイバターサンド」を通じてでした。
映画『新しい風 若き日の依田勉三』では、岩崎ひろみ氏がカネ役です。岩崎ひろみさんといえば、NKH朝ドラ『ふたりっ子』主演(マナカナ・三倉佳奈さん演ずる役の成長後)。朝ドラ繋がりで、カネ氏を主人公とした今年発行の小説『チーム・オベリベリ』を原作として、カネ氏を主人公としたNHK朝ドラが製作されないかなぁ、と思ってしまいます。マナカナしかり、朝ドラで子役だったり脇役だったりの女優さんがその後に注目されて、その後の朝ドラで主役をはることが何度もありますので、現在放映中の『エール』で主人公の妹役、何かと注目される若手女優の森七菜さん主演でいかがでしょうか>NHKさん
「カネおばあちゃん」って感じじゃないかなぁ……
次いで今朝方、また新たに北海道の記事を書かせていただきました。
昨年9月に家族で函館旅行(第2回 函館旅行 - 執筆記)をした折に、立待岬で石川啄木の墓に立ち寄った際に歌碑を目にし、その場でネットで調べ「19歳で津軽海峡で投身自殺」というショッキングな触れ込みに惹かれて、調べ始めました。その時撮影した歌碑の画像は、いずれ投稿する際に用いよう……と後生大事に保存しておりましたが、実はすでに画像が存在したとわかった時の気持ちは、なかなかの虚脱感です。もったいないので、ここに自前の画像を貼りましょう。
肝心の看板に影がかかっているので、現在記事に貼ってある画像の方がずっと良いですね(だって旅行中に立ち寄っただけだから、太陽の差している時間なんて選べなかったし……)。
先の渡辺カネ氏に比較すると1万バイト未満で一気にスケールダウンですが、記事中にも書いていますように、人物像の研究が進んでいないようですので、いたしかたないでしょう。現在は研究者がいらっしゃるとのこと、今後研究が発表されることを期待です。
2020.8.2 10:25に追記) すでにあった歌碑の画像は、看板はよく見えるものの、碑の方に影がかかっていましたので、上記画像の碑だけ切り取ってアップロードしました。画像が無駄にならず済みました(^^)