執筆記

ウィキペディア利用者:逃亡者です。基本的にウィキペディア執筆に関しての日記です。そのうち気まぐれで関係ないことも書くかもしれません。

雑記

普段あまりやらないことですが、他の利用者様による記事の出典上の不備がありましたので、大幅に整備させていただきました。かつて長崎で、船で1か月以上も漂流した末に生還されて話題となった、武智三繁という人物です(その後は不名誉な形で、別の意味で話題になったようですが……)

なぜ突然この記事に手を入れたかといえば、漂流や遭難のような「極限状態で生きぬくこと」は、フィクション、ノンフィクションを問わず非常に興味のあるシチュエーションでして(極限状態にある当人のことを想えば不謹慎ですが)、中でも特に、ろくに食糧の入手できない方法で何とか食事をとろうとする場面には興味を惹かれます。そのような事情で、何かの検索で武智三繁という人物を知り、職場の近くの図書館に偶然にも文献が揃っており、しかも開架でしたので即、借りることができたのでした(しかし落書きがされていた、怒)。

 

そのような場面が好きですので、中学の頃でしたか、無謀にも遭難を題材とした小説を自分で書こうとしたこともありました。しかし書いてみたいのは「遭難」自体であり、そこに至るまでの経緯はまったく興味がありませんでしたので、主人公が記憶喪失で、気が付いたら無人島にいたという、いかにも中学生の脳みそで考えそうな始まりでした。おまけに主人公が空腹を強いられ、魚を捕まえようとして、釣竿も道具も無い、どうしよう…… となった時点で、魚を捕まえる方法が思いつかず、1頁も書かずに打ち切りとなりました。恐らくあの後、主人公は餓死したことでしょう。架空の世界とはいえ、何の罪もない人物を1人、殺してしまいました…… 申し訳ないことです。

 

僕の記事で遭難経験者といえば、登山家の松田宏也もそうです。まぁ、この記事の場合、人物に惹かれたこともさることながら…… そもそもこの人物は、松田宏也#参考文献にある本を読んで知ったのです。そしてなぜその本を読んだかは、僕が当時どのような状態だったか、本のタイトルからして「お察しください」です(汗)。

 

漂流・遭難での食事といえば、確か小学生の頃でしたか、亡き父が購読していた雑誌で、海外の人物が遭難したノンフィクションを、かなり夢中になって読みました。遭難後に初めて食事にありついた場面が、強く印象に残っています。当の雑誌は母が捨ててしまったので、以下、記憶に頼って自力で書いた文章です。

(主人公は犬2匹を連れて猟に出て、遭難した。飲まず食わずで意識も朦朧となった頃、なんとか川で、飲み水にありついた。野牛の足跡があった。幸い、猟のためにライフル銃を持っていた。牛を見つけ、ライフルで仕留めた)

「私は牛が動かなくなったことを確かめて駆け寄り、ナイフで牛の首を裂いた。死にそうなほど腹は減っていたが、まず血を抜いてしまわなければならない。血を抜き終わると、ナイフで皮を剥ぎ、肉を取りにかかった。匂いにつられて犬たちも飛んできて、私と一緒に久しぶりの食事にありついた。生肉なんて気持ち悪いと思われそうだが、そんなことを構っていられないほど空腹だったのだ。腹が落ち着くと、残りの肉を干し肉にして保存するため、そばの木に吊るした。さらに、少し食べてから眠った」

(4日後。体力が落ち着いた主人公は、夜の防寒のため、害獣を寄せ付けないため、肉を焼くため、苦労の末に火を起こす)

「あかあかと火を焚いて、その夜は快適だった。その上、棒切れに差した肉が火に焙られて、じゅうじゅうと音を立てることを楽しむことができたのだから、大した進歩だった」

生肉も、焼いただけで味付けしていない肉も、普通の状態では特に美味くもないだろうに、このような極限状態ではさぞかし美味かったろうなぁ…… と感じたものです。作品上に登場する食べ物とは、なぜこのように美味く感じるものでしょうか。

なお、この物語は確か、映画化されたとあったはずですが、未だに映画のタイトルは不明です。ひょっとしたら日本では未公開かもしれません。

 

漂流・遭難での食事といえば、だいぶ前に『生きてこそ』というアメリカ映画を見ました。不謹慎ですが「人肉って美味いんだろうか」と思い、思わず自分の腕をちょっと舐めてみたものでした。元ネタの実話、ウルグアイ空軍機571便遭難事故はすでに記事があります。かなり以前、すでに消滅した個人サイトに非常に詳細な記述があって、興味をそそられて、記事を書いてみようかな?と思いきや、すでにあったので残念でした。まぁ、僕は海外ネタは不得意ですので、少々無理がありますが。

 

話しが変わって、映画といえば、最近パソコンのDVDプレイヤーが非常に不調です。動画を再生後、10分もするとパソコンが勝手に落ちます。ネットで検索すると同じような症状を体験の方々も多く、それらの情報を参考にあれこれ試しましたが、回復せずです。よってDVDを出典とする記事は最近、非常に書きにくい状態です。このパソコンも10年経っていますので、不具合は仕方ないでしょうか…… 少し前のイベントで、同じパソコンを10年使い続けていると言ったら驚かれたものでした。

パソコンでなくDVDプレイヤーとテレビで見れば良いのでは? といわれそうですが、DVDレコーダーはあるものの、故障したまま放置しています。修理するか? 新しいDVDレコーダーやブルーレイレコーダーを買うか? 新しいパソコンを買うか? いずれにせよ貧乏執筆者には困難です。前回同様、世の中、結局は金なのでしょうか……