昨日書こうと思い立った記事を、根性で昨晩中に書き上げました。
1910年代のフランスの連続殺人犯で、チャップリン映画『殺人狂時代』のモデルとなったと言われる人物です。
このブログを始める前の2018年11月に、執筆者仲間N氏のご案内による横須賀ツーリズムが開催されており、その夜の宴で僕の人物記事を執筆について尋ねられ、「発言が面白い人がいるので、記事を書くときは『発言一覧』のようにまとめてみたい」と申しました。その書きたいといっていた人物が、このランドリューです。参加者皆様、1年も経つと、もうおぼえていらっしゃらないかもしれませんが……。
(参加者のお1人様、南陀楼綾繁氏による記事)
年を越して、今年の2月に執筆者仲間ほんの数人での集まりがあり、その際に書いてみたい題材として「アンリ・デジレ・ランドリュー」の名を挙げておりました。今回ようやく形にできた次第で、ほっとしております。
Wikipedia:多数の言語版にあるが日本語版にない記事にこの人物があったことも、書いてみたいと思った理由の一つでした。海外版記事を見渡したところ、ウィキメディア・コモンズに多数の画像があったことに気づき、おかげで今回も画像の面で彩りを添えることができました。
僕の書く記事といえば、社会に何らかの貢献をした人物が多いですが、今回同様、リチャード・ファーレー、パメラ・スマート、ジーン・ハリスといった犯罪者も、多くはないですが何人か書いています。「リチャード・ファーレー」といっても日本でピンとこないかもしれませんが、この人物のストーカー行為をきっかけにアメリカでストーキング防止法が制定されたそうで「元祖ストーカー」とでも呼びましょうか。いつも「人間は面白い」と言っている僕としては、この人物らの犯行の被害者たちを思えば「面白い」というのは不謹慎ですが、良いことも悪いことも全部ひっくるめて、やはり人間という生き物の生き様は興味深いです。
ついに2019年も師走を迎えました。平成から令和に切り替わった重要な年の最後の記事が犯罪者というのもアレですので、毎年恒例の年末多忙にもめげず、何とか今月中にもう1本くらい書きたいものです。