ブログの前回更新から1か月が経とうとしています。つまりは報告しなければならないことから1か月近く経っているわけです。今さらですがこのブログ、実際の出来事とブログ更新がまったくシンクロしておらず、申し訳ありません。GW中は腐るほど暇が有ったはずなのですが……(^^; 執筆仲間S女史は「ときどきサボる」とのことですが、実のところほぼ毎日ブログを更新されており、頭が下がる思いです。
さて4月21日(日)は、Wikipediaブンガク第3回「Wikipediaブンガク 松本清張」に参加してまいりました。もうイベントで何度もご一緒しているN氏やS女史も共にご参加ということもあり、今回も楽しく過ごすことができました。
プロジェクト:アウトリーチ/ウィキペディアタウン/アーカイブ/2019 - Wikipedia
第1回・第2回は神奈川近代文学館主催でしたが、今回は文学館と神奈川県立図書館のコラボで、文学館で清張の展示を見学した後、図書館に移動し、図書館で執筆するとの新たな試みでした。
朝に近代文学館へ向かう際は、メッセンジャーのやり取り中に、以前イベントでご一緒して今回もご参加予定のK氏と同じ電車だと判明(ストーカーだとか思われなかっただろうか(^^;)。電車を降りたところで落ち合い、文学館までご一緒しました。2回参加している僕としては「文学館への道はこちらですよ」と案内したつもりが、内心(あれ? こっちで合ってたかな……)と思いつつ、文学館が見え、思わず「あぁ、良かった、こっちだ」と言ってしまい、迷っていたことがバレてしまいまいた。
今回の僕の成果は、松本清張氏の作家生活約40年の内、実に約30年にわたって編集者を務めた藤井康栄氏。新規記事ではなく、すでに記事は有りましたが、「複数の問題があります」「書きかけの項目です」状態でして、その加筆です。加筆前は約2000バイトだったところを、当日のみで約6000バイトまで書き足し、後日の加筆も含めて約18000バイトにまで書き上げることができました。
予習時は、「藤井氏の目から見た清張氏」という情報は多くあれど、肝心の藤井氏の人物像を現す情報が少なく難航の予感でしたが、神奈川県立図書館に豊富な資料を揃えていただき、非常に助かりました。
ちなみに19日(金)、仕事後に予習のために神奈川県立図書館へ行き、清張関係の雑誌のバックナンバーを依頼し、到着を待っていたところ、カウンターから「これ、今度のイベント用の雑誌なんじゃないの? ヒソヒソ」と小声が…… そして館員さんに呼ばれ、「別の場所に保管しているので時間がかかりますが、お持ちします」とのこと。そして雑誌を運んできてくださったのが、何度もイベントでお逢いした、県立図書館にお勤めのK氏。事前にフライングして予習しているのがバレてしまいました。普段の仕事ではいつにもまして身嗜みがだらしなく、仕事疲れのヨレヨレの姿を見せてしまって恥しいです……。
その日の夜に『NHKラジオ深夜便 こころの時代 インタビュー集』なる本に、藤井氏のインタビューがあると判明。しかし県立にも横浜市立にも川崎市立にも蔵書なし。国会図書館か都立図書館へ行くか? しかし以前に国会図書館で、この手のインタビュー集である人物のインタビューの複写を依頼したところ、セクションまるごとは複写範囲が広すぎてNGと言われたことがありました。行っても無駄足になる可能性あり。Amazonで調べると、お手頃価格で古本が買えるが、21日当日までには届かない。ならばそこらの本屋で新品を買うか? ネットで在庫確認可能な書店をあたると、有隣堂の八王子支店のみ在庫あり! というわけで20日(土)、1時間以上かけて八王子まで行き、この本を買っただけで帰宅しました。交通費や新品での本購入など金を使ってしまいましたが、加筆には十分に役立ち、買った甲斐は十分にありました。
この他の本イベントでの新規立項や加筆の成果は、プロジェクト:アウトリーチ/ウィキペディアタウン/アーカイブ/2019の通りです。これらの内、S女史による力作「日本の黒い霧」は4月度の月間新記事賞を受賞されました。さすがです。(ついでに僕が書いたカボチャ陳情団も同時受賞し、目下、良質な記事の選考で重圧を喰らっている最中だったりします……毎月選考かよ)
イベント後は中華料理店の宴で、楽しく過ごしました。すでに次回予定の話も挙がっており、今から楽しみです(^^)