執筆記

ウィキペディア利用者:逃亡者です。基本的にウィキペディア執筆に関しての日記です。そのうち気まぐれで関係ないことも書くかもしれません。

雑記

昨日は仕事帰りに図書館に寄り、小ネタですが資料のコピーを取ってまいりました。

喜久家洋菓子舗の他に

「とある漫画」

「とある歌人

「とある殺人犯」

「とある博物館」

見事にジャンルがバラバラです。

しかし今朝になってコピーを整理すると、どれもこれもコピー漏れがありました……

睡眠障害を抱える僕は、睡眠導入剤などの薬を服用して寝るのですが、昨日は疲労からか薬を飲まずに寝落ちしてしまい(金曜夜に多いパターン)、2時半頃に目が覚めて現在(6時台)に至るので、超寝不足で、とても図書館へ行く気力がありません。コピー漏れ分は通勤路の図書館で取り寄せるようネットで予約し、週明けの仕事帰りに寄ることにしました。

書きたい記事として過去にすでに名前を挙げてしまった「喜久家洋菓子舗」以外は、書けないと恥ずかしいので敢えて名前を伏せます。まぁ「殺人犯」は何人かの皆様には話したことがありますし、勘の良い皆様は「漫画」や「博物館」もおわかりかもしれません。

ちなみに歌人さんは、故人か存命人物かわからず悩み中です。新聞の訃報記事も未発見、国会図書館などデータベースにも没年がありません。お生まれが1904年だそうで、今年で115歳ですので、常識的にはご存命とは考えにくいですが、このお歳までご存命の方々が何人もいらっしゃるのも事実なわけでして……

現在日本最高齢の女性が田中カ子(たなか かね)さん、今年1月で116歳。もしこのかたが亡くなられ、第2位の114歳とか113歳の女性が日本一最高齢女性となれば、件の歌人さんは(いささか独自研究的ながら)故人ということになりますが、ウィキペディアの記事を読む限り、まだまだお元気そうです。

ところで日本の長寿第2位の女性はどなたなのでしょうね? ぐぐってみましたが、不明でした。「日本一高い山は富士山、では2番目は?」と『チコちゃんに叱られる!』でネタになっていましたが、「2番目」はマイナーになる宿命なのでしょうか。

あ、僕も「次男」だ……(^^;

 

……挫折。

などとTwitterでほざいてしまいましたが、見事に挫折しました。

参考までにインスピレーションに辿り着くまでの過程を記録しておきます。

 

自宅でビールを飲んでいた。自宅なので偶然、そばに胡麻塩のふりかけの瓶があった。

「酒と粉」という取り合せで、「デイリーポータルZ」での、僕が文筆力において敬愛する人物の1人、ほそいあやさんによる「粉だけ飲み会」という記事を思い出した。様々な粉をつまみにして酒を飲んでみるという企画である

backnumber.dailyportalz.jp


実際に読んでみると、カレー粉が目に入った。カレーといえばインドである。

進め!電波少年」で一世を風靡した、猿岩石ヒッチハイクでの海外旅行企画「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」を思い出した。

 この企画終了直後、もはや「元猿岩石」の肩書など不要なほど大活躍の有吉弘行氏が、旅でお世話になった人たちへのお礼として、旅の途中で立ち寄った場所へ行く企画があった。有吉氏はインドで立ち寄った絨毯工場(だったと思う)へ行き、工場の皆に日本のカレーを振る舞っていた。

インドの工場の人は「日本にもカレーがあるのか!?」と驚いていた。この手のバラエティ番組ではテロップが入るのが定番である。インド人が日本文化に驚いたということで、ここで画面に大きく入ったテロップが「インド人もびっくり!」であった。

というわけで

「インド人もびっくり」

という題材を思いついた……のは良かったのですが、あまりの資料の少なさに、記事として成立しないと判断し、残念ながら執筆を断念しました。

せっかく読んだ本が勿体ないので、せめて「インド人もびっくり」の由来であるヱスビー食品の記事に、ちょっぴりだけ加筆させていただきました。

「エスビー食品」の版間の差分 - Wikipedia

ちなみにもし書くとしたら、やはり画像が欲しいところです。「インド人もびっくり」のコピーの入ったスナック菓子「カレースナック『ナイル印』」があるらしいけれど、商品パッケージ画像、特にイラストの入ったものは著作権的にヤバいらしい。東京・秋葉原のカレー屋「トーキョーパラダイス」にはこのコピーをもじった看板があるらしいけれど、よりによって土日が定休日。最近は平日に有休をとれそうもない。平日仕事帰りに行くか? 時間的に暗くなる前に写真が撮れるだろうか…… それとも自分で、ターバンを巻いたインド人の顔をイラストで描いて「インド人もびっくり」のコピーを添えるか? 最近イラストは何も描いてない、そもそも大昔に描いたときのパソコンは逝ってしまい、現在のパソコンにはイラストソフトを入れていない。インストールしてみた。すっかり勘が狂い、ベジェ曲線の書き方がわからない……

などなど悩みに悩んでいましたが、「記事執筆を断念」ということで画像の問題は解決しました。良いんだか悪いんだか。

 

というわけでしばらくは、以前に「この記事を書いてみたい」と思っていた「喜久家洋菓子補」その他の記事の執筆や、過去の記事のメンテナンスなどを地道にこなしていきたいと思います。

 

加清純子

国会図書館での調査の成果もあり、どうにか新記事を書き上げました(画像は結局、コンビニスキャナで妥協)。

加清純子 - Wikipedia

ゴールデンウィークに帰省中、某所で展覧会のポスターを見かけて知った人物です。「天才画家と謳われながら18歳で自殺した少女」という宣伝文句に惹かれ、その場でスマホで検索したところ、ウィキペディア上では他の記事で「加清純子」について言及されているものの、「加清純子」自体の記事が無いことがわかり、執筆を決心した次第です。

GW中に知って書いたといえば、去年書いた渋谷黎子もそうです。渋谷黎子氏は25歳で早世しましたが、今回はもっと短命、18歳で早世した女性です。同時期に短命の女性のことを書くとは、奇遇なものです。

 

短命といえば、3月の「Wikipediaブンガク 松本清張」にて、主催者のTGさんが、次回開催対象の作家さんが「短命だから対象にするか迷う」と仰っていたので、「僕が書いた『渋谷黎子』さんなんて、25歳で亡くなったけど、僕の書いた記事の中で一番長いんですよ。人生の長さと記事の長さは比例しないんですよ」と、その場の勢いで豪語してしました。

その手前、今回の加清純子さんも書いて書いて書きまくる……つもりでしたが、思いのほか膨らみませんでした。渋谷黎子さん、初版投稿約14万バイト、加清純子さんは初版が約6万バイト……半分以下。いや、これは渋谷黎子さんの方が異常に長すぎですかね。研究書籍も豊富でしたし。

さらに惜しむらくは、画家の記事であるにもかかわらず、肝心の画家としての作品の詳細や評価が今一つ少なく、あまり書き込むことができませんでした。加清純子さんは今年5月の回顧展が初の展覧会だったとのことで、これから注目が集まって研究が進めば、研究書籍もこれから多く現れるかもしれないです(何せ生年月日すらまだ正確にわからない)。

 

ところで、よく僕は「執筆時にはその人物の魂が自分に憑依する気がする」と言っており、執筆仲間N氏はそんな僕を「対象者と一体感を感じながら書く」とうまく表現してくださっています。しかし加清純子さんは中・高時代から「酒を飲む、たばこを吸う。学校は休みがち、喫茶店や居酒屋に入り浸り。複数の男性と交際」……と、自分で言うのも何ですが全く真逆の性格ですので、今一つ一体感を感じずにおりました。作家の渡辺淳一氏は加清純子さんと高校時代の同級生であり、作家人生において純子さんから大きな影響を受けたとのこと、むしろ渡辺氏の方が僕に憑いていたのかもしれません。純子さんは多くの男を惑わせたといいますが、あるいは僕自身も純子さんに惑わされた男の1人なのでしょうか。

 

さて、これからまた新たな題材捜しです。以前のイベントで、「書く対象の人物は山ほどいる」と豪語してしまいましたが、まだ「ぜひ書こう」という自分自身のスイッチが入りません…… 地道に1人1人、マイペースで調べてゆき、ピンとくるものがあったら、執筆に入りたいと思います。

金曜にキンコーズへ

昨夜の仕事帰りに、川崎のキンコーズへ行き、新聞記事のスキャンを試みました。

結果は……うーん、コンビニのスキャンと大差無いような?

これはキンコーズの機器の良しあしというより、コンビニのスキャナが最近それほど高性能になったか? それとも、そもそも原稿(新聞記事)が古いので、画質の悪さはどうしようもないのか? 何せ70年ほど前の記事ですから。これ以上の品質を求めるなら、やはり自前で、高性能のスキャナを買い求めるしかないのでしょうか。

スキャナの品質からすれば、キンコーズは事前に受付があったり、使用後にカウンターで支払ったりする分、手間を考慮するとコンビニの方が手軽かもしれないです(キンコーズ初体験で、右も左もわからない僕に、店員さんがすごく親切に教えてくださったので、キンコーズを悪く言いたくはないのですが……)。

 

では今日は現在執筆中の記事の調査のため、先週土曜に引き続き、2週連続で国会図書館へ行って参ります。

スキャナーのことなど

いつもは7時半~16時勤務ですが、今日は職場で17時半からの仕事があるので、10時~18時半シフト勤務です。おかげで8時台現在、まだ自宅でゆっくりできています。

 

新たな記事執筆ですが、目下、とある人物を執筆中です。その人物の画像を得たいこともあり、18日(土)に国会図書館に行き、著作権的に問題ない時期の新聞記事を発見し、「できるだけ画像を鮮明に」とお願いして複写依頼完了。自宅にスキャナーが無いため、ファミマのマルチコピー機で、その複写物をスキャンしてみましたが、新聞が古いせいか、コンビニのスキャナーはこの程度なのか、画質が悪いです……

ちなみに僕の手がけた人物記事で顔写真入りの記事、佐藤在寛佐野文子中川イセ渋谷黎子船山春子ピアソン夫妻もすべてコンビニのスキャンでして、画質にはあまり満足しておりません。

 

スキャナーといえば、職場からの徒歩範囲内、川崎駅前すぐの場所にキンコーズがあり、スキャナーが利用できるらしいです。恥かしながらキンコーズは一度も行ったことが無いので、この機会に一度行ってみて、スキャナーを試したいと思います。先の新聞の複写原稿はまだ手元にありますので、良い画質の画像が得られることを期待です。

 

珍項目

昨日、「カボチャ陳情団」が無事に、良質な記事に選定されました。新着記事や月間記事賞にご投票くださった皆様、良質な記事の選考でご賛成くださった皆様、ありがとうございました。

 

さて、昨日のブログのうんこで思い出しましたが(どういう連想だ(^^;)先日書いたこの記事が、珍項目に選定されています。

スタッフが美味しくいただきました - Wikipedia

Wikipedia:珍項目 - Wikipedia

実は去年7月にすでに思いついていた記事です。去年11月には「たぬき丼」を書き、Facebookにて「『わせだの弁当屋』のたぬき丼を買い、近くの公園で写真を撮り、その場でスタッフが美味しくいただきました」と報告しましたが、実はこの時点ですでに「スタッフが~」の記事執筆を意識していたわけでした。

news.mynavi.jp

この記事もGW中に、先の老舗の菓子屋の記事と並行して書いておりました。実際に食べ物の画像に文字を書き込んでイメージを再現することを思いつき、最初は実家での食事の画像にしようかと思いましたが、さすがに母の心のこもった手料理をイロモノ的な画像に作り替えることは憚られ、昨年12月「クリスマスブーツ」執筆時のフリー素材集から見つけて加工し、使用させていただきました。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/df/Cake_%28and_telop%29.jpg

publicdomainq.net

 

なぜ珍項目選考中と気づいたかといえば、どうも選定の過程でどなたかが「この記事を書いた誰々さんは」のように書くと、その誰々さん本人に通知が行く仕組みらしく、僕のもとに通知がきたのです。

ちなみに最近また通知が来て、今度は先日書いた「じゃない方芸人」が選考中です。こちらはなかなか、選考の具合が芳しくないです。「スタッフが美味しくいただきました」は1年近く温めた一方、「じゃない方芸人」はこの春頃からYoutubeで『水曜日のダウンタウン』を見て知った言葉ですので、準備期間の差がついたでしょうか。まぁ、珍項目という仕組み自体ウィキペディアに必要かな?と思っているので、別に選考されなくともかまわないですが(やや負け惜しみ)。もちろん、これがもし月間記事賞を受賞でもして、良質な記事候補にでもなれば、それはそれで百科事典らしい記事にすべく、努力しなければなりません。

 

ちなみに、なぜ「うんこ」で珍項目を連想したかといえば、以前にも僕が書いたこの記事が珍項目の選考対象となったからです(落選しましたが)

日本うんこ学会 - Wikipedia

さらに、うんこといえば、僕がいま住んでいる横浜で、目下これが開催中ですね。

unkomuseum.com

これはタイトルからして、僕に「書け」と言われているような気がしたのですが、如何せん開催期間が7月までですので、7月が終わってから評価や反響など整理して書くべきと思っておりました……と思いきや、すでに他の利用者様により執筆済みです。

うんこミュージアム - Wikipedia

ところが、独立記事作成の目安として疑問の旨テンプレートあり。理由は「期間限定の施設に特筆性はあるのか」……うーむ、博覧会の類は大抵が期間限定ですので、それをいったらあらゆる博覧会や期間限定イベントの記事が成立しないのではないでしょうか。

大事なのは開催期間ではなく、「その対象と無関係な信頼できる情報源において有意に言及されているか」。ぐぐっただけでも30万件以上に昇るこのイベント、特筆性は十分あると思うのです。などと意見を出すと「ではその特筆性を出典で示せ」とか言われそうですので、7月以降に評価や反響など統括し、加筆してみたく思っている次第です。

 

帰省の成果は製菓業

帰省の成果(せいか)製菓(せいか)業。珍しくタイトルが綺麗にまとまりました(自画自賛)。

 

再び、ブログ更新日時から大幅に遡る話題で、ゴールデンウィークです。

改元記念10連休に有給1日を加え、豪華絢爛11連休として、例年の如く、郷里の北海道小樽市に帰省しておりました。

ただ帰省するだけで済ますはずもなく、小樽図書館で郷土資料などを調査した末に新規に執筆したのが、以下の小樽の老舗菓子屋2件です。

花月堂 - Wikipedia

澤の露 - Wikipedia

「澤の露」の画像は昨年8月に小樽土産としてFacebookに投稿しており、実は昨年夏から温めていた題材です。今回の連休中、帰省先の実家にて、母に「澤の露を書こうと思ってる。花月堂と同じくらい老舗だから」と話したところ「花月堂って無くなったんだよね」と言われ、「え!? 嘘!」と思い…… 後日に母と外出したところ、建物があり「ちゃんとあるじゃん」と話しましたが、後の調査でやはり倒産しており、建物だけが残っていると判明しました。取り壊される前に撮影できて幸いでして、「花月堂」も執筆した次第です。

亡き父が葬儀屋で、よく葬儀の土産に花月堂の中華饅頭を持ち帰っており、僕にとって「花月堂」は、子供の頃から馴染みのある店の名前です。世間一般に中華饅頭といえば、コンビニなどでも売ってる肉まん・あんまんなど蒸し饅頭の方を指すらしいですが、北海道的には中華饅頭といえばこちらです。

www.hokkaido-jin.jp

この連休中に元号が平成から令和へ変わりましたもので、せっかくですので花月堂を平成の世に消えた店として平成最後の投稿、澤の露を令和まで生き残る店として令和初の投稿としました。手が込んでいます(またも自画自賛)。

ちなみに「澤の露」の飴玉の写真は、何分にも暑い盛りの東京の8月に撮影しましたもので、飴が若干溶けて飴同士がややくっついているのは、大目に見ていただきたく思います(^^;

 

令和といえば、郷里より遠く離れて暮らす身ながら、平成から令和へと変わる貴重な日を、大好きな家族と共に過ごすことができたのは、ありがたいことです。

そういえば、5月2日頃?に、テレビで令和についてやっていたアンケート。『5月1日、実際の会話の中で令和と口に出したのは、どんな会話ですか?』。

多かった回答は「令和おめでとう」「今日から令和だね」。

僕は実家で、当日の朝にトイレに入り、トイレから出て母に一言……

「令和の初うんこだ」(^^;