執筆記

ウィキペディア利用者:逃亡者です。基本的にウィキペディア執筆に関しての日記です。そのうち気まぐれで関係ないことも書くかもしれません。

今回の新記事「ストーリー311」、良質な記事

昨日また新記事を書かせていただきました。

ストーリー311 - Wikipedia

前回同様に、過去に挫折した記事への再挑戦です。今回は実に5年も前に挫折しておりました。挫折というよりは、東日本大震災という題材が題材だけに、「書く勇気が無かった」と言った方が正確かもしれません。

作中では、震災直後に避難所で厳しい生活を送っていた料理人兄弟が、「俺たちはかわいそうな被災者なんかじゃない、料理人だ!」と立ち上がって、避難所での料理を作り出すエピソードがありました。新型コロナウイルス騒動で何かと苦しいこの現状、今できる範囲で記事を書くと決意したときには真っ先にこのエピソードが思い浮かび「僕はかわいそうな引きこもりなんかじゃない、執筆者だ!」と執筆に取り組み、この作品を再び書いてみようという気になりました(と言いつつ別の作品を先に書いてしまったのですが)

vivid-style.com (モデルとなった実在の料理人兄弟)

5年前は「このような題材を自分が書いて良いものか?」と悩んだ末に書くことを断念、今回も「書いて良かったのか」との迷いが正直拭えませんが、書けるだけのことは書いてみました。東北地方は他にもネタがありますので、いずれ行ってみたいと思いつつ、行きたくても行けない現状になってしまいました。落ち着きましたら一度、足を運びたいものです。

 

そうこうしている内に、芝山みよかに次いで月刊強化強化記事賞をいただいた和田カツが良質な記事に選定していただけました。ご賛成くださった皆様、ありがとうございました。とはいえ選考において、「批判的記述も必要」との宿題も残されています。前にも書きましたが、やはり人物記事の批判を書くことは難しいです。各図書館が休館から再開した暁には、何とか努力してみたいと思います。