10月6日(日)、第4回となるイベント「Wikipediaブンガク中島敦」に参加してまいりました。今回も、神奈川近代文学館の特別展に伴うイベントです。
文学館にて皆さん集合、ギャラリートークの後に展示を見学、前回同様にバスで県立図書館へ移動し、昼食休憩を挟み、編集を希望するチームごとにテーブルに分かれ、編集作業、成果を発表後、打ち上げという流れでした。
Wikipediaブンガク前々回は1人で記事作成、前回は僕1人+図書館スタッフさん1人でしたが、今回はファシリテーターを依頼されての参加でした。僕も含めて3人チーム、他のお2人はまったくの初対面、ウィキペディアの編集も当日が初めてとのことでした。ただでさえ初対面の人との会話が苦手、ものを教えるのも苦手ですので、一体どうなるか不安で不安でたまりませんでした……が、主催者TGさんや司会進行A氏のお膳立て、そして今回も県立図書館さんに事前に資料を揃えていただいたおかげで、どうにかこなしました。そうしまして作成できた記事がこちら、中島敦氏の短編小説です。
終わった後、同席していたお2人に「おもしろかった」「楽しかった」「はまりそう」「これからもっと書き足したい」などとお言葉をいただきました。楽しんでいただいたことに感動し、危うく涙が出そうでした。ファシリテーター冥利につきます。それでもやはり教えるより自分で書いたほうが楽しいことは否定できないですが……
余談ですが、今年5月でしたでしょうか、一部の方々に「今度は四国から北海道にわたった○○○○○氏のことを書きたい」と申しておりましたが、書き始めてあっという間に挫折しておりました。しかしながら今回のイベントを通じて、その人物が思わぬところで中島敦氏とリンクしていることが判明しました。「やはり人と人とは見えない縁で繋がっているのだ」と再認識し、その人物の記事を書かねばならない、と気持ちを新たにしております。