執筆記

ウィキペディア利用者:逃亡者です。基本的にウィキペディア執筆に関しての日記です。そのうち気まぐれで関係ないことも書くかもしれません。

新型コロナウイルス その2

二言目にはお題目のキーワードばかりの世の中となってしまいました。

職場では「正規だの非正規だの言っていられない」とのことで、先週末頃より急ピッチで契約云々の解決が進められ、ついに非正規の僕もテレワークでの在宅勤務となりました。8日(水)に、仕事用のノートパソコンやら書類やらどっさり抱え、「もう当分、ここに来ない…… 戦時中の疎開ってこんな気持ちかな……」としみじみ思いながら職場を去りました。

そして緊急事態宣言を受け、9日(木)に在宅勤務開始。普段の仕事は、1日中黙々とパソコンを打ち、人とのやり取りはメールやチャットが主でしたので、仕事内容は変わりません。とはいえ、自宅は仕事から離れ、安心できる場所でしたので、ここで1日びっちり仕事をするというのは妙な感じで、たった2日ではさすがに慣れないです。

緊急事態宣言で性急な帰省は控えよ、とのことで、5月の連休に予定していた帰省も、ほぼ諦めています。家族にはその旨を伝え「残念だけど、今回は我慢するより仕方ない」「落ち着いたら、また皆で旅行にでも行こう」と話しています。地元在住の兄一家と違い、僕は普段は母に何もできませんので、せめて大きな休みは必ず帰省しよう、父が他界し母1人になった後は尚更と考えていましたが、今回ばかりはやむを得ないでしょう。

心のどこかには、僕1人くらい不心得があっても、大して世間に影響が無いのではないか……との思いがありますが、そんな不埒な考えには、12歳にして環境漫画『地球の秘密』を描き上げて早世した坪田愛華ちゃんの言葉が突き刺さります。

私一人ぐらいという考えはやめようと思います。

それを世界中の人がすれば、一発で地球はだめになると思います。

みんなで協力しあって、美しい地球ができればいいです。

 

一方で神奈川県内の図書館は、ついに全面休館です。今まで、かろうじて本をネットで予約してカウンターで受け取ることだけはできましたが、それすら不可能になりました。まぁ、貸出期間も休館の分だけ延び、現在借りている本も来週が返却期限だったところが、来月まで借りていられるので、それらをじっくり読むことができるともいえますが。最期の砦は、電子書籍国会図書館の遠隔複写でしょうか。昨日も早速、依頼をかけたところです。

ウィキペディアの執筆作業もかなり苦戦が予想されますが、その最中で思いもよらず、WikiGap in Kanagawa オンラインの一環として立項した芝山みよかが月間記事賞を受賞、良質な記事候補となってしまいました。突っ込みを受けても図書館での再調査ができません…… まぁ、過去にジャバウォックのように、私的事情で選考期間中の加筆修正が困難で良質な記事見送り、その後に加筆修正後に推薦されて良質な記事に選定していただけた前例もありますので、突っ込みをいただいた際には甘んじて受け、世間が落ち着いた後、ゆっくり加筆修正していきたいと思います。

 

家族で笑い合い、本をたくさん読め、記事を思う存分書く世の中が1日も早く訪れるよう願いつつ、今は我慢の時です。コロナなんかに負けません。