「Wikipediaブンガク オンライン」投稿記事、3件目です。
以前このブログに書きましたように
「編集者の方に小樽出身と伝えたところ、小樽の魅力は文学であり、小樽をもっと文学面で盛り上げるべき、とも言われました」
……ということで、温めていた題材、小樽ゆかりの歌人です。昨年に別件で古書を1冊買ったところ、偶然掲載されていました。加えてネットで閲覧可能な資料、手近な図書館、国会図書館の遠隔複写、さらに2冊ばかり古書を安く買え、経歴、人物像、評価などまとめることができました。
小樽図書館の蔵書を検索すると、やはり地元の人物は地元の図書館の方がずっと充実しています。最近の感染者数の状況もあり、郷里の家族からは「この調子なら年末は大手をふって帰って来れるでしょ」などといわれていますが、年末年始は残念ながら図書館はお休み…… 来年3月かお盆に行ければと思います。
ちなみに記事中に突然、川の画像が出てきますが
並木凡平氏の住処付近の「勝納川」。実は、郷里の実家から徒歩圏内です。そんな理由もあって親近感を持ち、なおのこと書く気になったわけです。
この方で特徴なのは「凡平コップ」。色紙や短冊などではなく、短歌を刻んだコップです。これの画像があればと思っています。小樽文学館に展示されているのはわかっていますが、そうしたものの写真をウィキペディアに載せるのは難しいかな、と考えています。
【収蔵品紹介②並木凡平のリキュールグラス】
— オタブン(市立小樽文学館) (@otabun_otaru) 2021年9月2日
花ぐもりけふも密かに汲む酒の甘さにいつかほろほろと酔ふ 凡平
職を失った際に生活のたすけとするため、ガラス製品に自身の歌を刻んだコップやリキュールグラス、花瓶などを制作。購入者名簿を見ると道内各地に購入者がいたことがわかる。 pic.twitter.com/ND4GWtBpdX
画像といえば「歌碑」。小樽市内に歌碑があるのですが、
こちらの情報によれば、かなりわかりにくい場所であるようです。方向音痴の僕は迷うことは必至です。しかし横浜や東京に比べて、小樽市内なら遥かに行きやすいわけですので、いつかは行くべきでしょうか。場所的に年末年始は雪で大変そうですので、来年でしょうね。年を跨ぐ宿題が増えたなぁ……。