執筆記

ウィキペディア利用者:逃亡者です。基本的にウィキペディア執筆に関しての日記です。そのうち気まぐれで関係ないことも書くかもしれません。

Wikipediaブンガク オンライン「小田観螢」

Wikipediaブンガク オンライン」で書いた「小田観螢」が本日、メインページで紹介されています。ご推薦、ご投票くださった皆様、重ね重ねありがとうございます。

またもや順序を変更して「Wikipediaブンガク オンライン」7件目です。

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並木凡平と同じく、小樽ゆかりの歌人です。凡平のことを書いていたらこの小田観螢氏が凡平氏のことを評価している資料につきあたり、「小田観螢とは誰ぞや?」と思いつつ調べたら、この方も小樽ゆかりとわかり、書く羽目になりました。

書いていたら同じく小樽ゆかりの歌人である中城ふみ子と縁のある人物だとわかりました。中城ふみ子の歌集の刊行を支えたのが観螢です。しかし「中城ふみ子」の記事は、執筆者仲間N氏の筆による超大作。ここまで膨らませることなど到底できそうにないな、と書いている最中から恐れおののいておりました。

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そしてN氏と逢う機会があり、観螢を書くことを検討中と仄めかしたところ「書くなら手伝いますよ!」と思いっきり食いつかれてしまい、もはや退くに退けなくなり、結局は書くことになりました。僕に書けるのは現状が精いっぱい、この後もN氏が加筆してくださるかと密かに期待しております。

 

ここから先は思いっきり話が外れますが、観螢ゆかりの事物として

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観螢が教鞭をとったこの学校は、亡き父と僕の母校であり、しかも実家の近所でもあります(始業チャイムが鳴ってから登校したり、昼飯食いに実家に帰ったり)。画像、思いっきり校舎が木に隠れていますね。帰省したとき撮りに行こうかなぁ。他の小樽の観光名所よりはるかに近いのに、なぜ今まで思いつかなかったのだろう?

(2022年2月27日付記…… 2022年1月4日の帰省中、自力で撮影した画像に差し替えさせていただきました。差し替え前の「思いっきり校舎が木に隠れて」いる画像はこちらです)

 

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観螢の葬儀が行われた寺。これも実家から徒歩圏内です。併設されている「龍徳寺保育園」は、幼少のみぎりを過ごした園でもあります(あの頃からいじめられっ子だった……)

この寺は「日本一大きな木魚がある寺」とされ、たまにテレビに映ることもあります。記憶に残る限りで近年映ったのは『ザ! 鉄腕! DASH!!』だったでしょうか。しかし取材ならいざしらず、普段は布をかぶせて人目につかないようにしてあるので、僕も帰省時にお盆やお彼岸参りで行っても、布のかぶった状態でしか見たことがありません。布をとった状態で見たのは実に生涯でただ一度きり。小樽在住時、テレビの取材が入るというので見物に行ったときで、僕も「木魚を前にする参拝者の1人」としてしっかり映りました。今度行ったとき「ウィキペディアで宣伝」とでも誑し込めば、布を取った状態で撮影させてくれるでしょうか……?

 

また、観螢の歌碑も小樽市内にあるのですが、凡平同様にかなーり難しい場所にあります。小樽市内の「旭展望台」という展望台のそばにあるのですが、ここ、一時ブームとなった漫画・アニメ作品『最終兵器彼女』の舞台の一つであり、いわゆる聖地巡礼の場所の一つでもあります。

good-hokkaido.info

この作品で、恋人同士の主人公2人が展望台の床に名前を刻む場面があるので、ご丁寧にそれを真似して、ファンがここを訪れて名前を彫ったり落書きをしたり、市では一時期かなり問題となっていました。

あるときに「旭展望台」の記事を書き、この聖地巡礼問題についても書ければと考え、年末に帰省したとき写真を撮りに行きたいと行ったら、母から「自殺行為」「遭難しに行くようなもの」と止められました(冬ですので)、日曜日にZoomで実施された「ふりかえり会」では「行くのが難しい」と申しましたが、今調べたら冬季はそもそも道が封鎖されていました。

方向音痴に加えて体力的にも自信のない僕にとっては困難な道ですが、年が開けて道が開通されれば、いつかは行ってみたいものです(そして宿題が重なってゆく)。